真似できる写真訓練! 一眼カメラ写真撮影訓練所 Vol.1

 カメラを使っていて、今よりも一歩先行く写真を撮りたいと思っているそこのあなた!
 素人さんの写真感覚にはすごいものがあり、たまたま居合わせた情景をバッチリ撮影するために、日頃から、写真撮影訓練、いわゆるトレーニング、してみませんか?

 感覚をより磨くために、普段から、また、たまに行く旅行に、カメラを持って行くことが重要。
 このためには、普段から持ち運べる、軽量カメラが良い。
 軽量で尚且つ高画質な一眼カメラにはOM SYSTEM OM-1シリーズがあり、筆者はそのOM-1を使用している。
 OM SYSTEM OM-1シリーズはカメラを持って遠出しても重量がそれほど掛からないのが良い。

 トレーニングの基本は、感覚に頼ってパシャパシャ撮影することが大事。
 その感覚で撮った写真を見て、特にexifと言うカメラ情報を見て、カメラの特性を理解した上で、もっと希望の写真に仕上げるには、現場でどういった考えをすれば良いか熟考する。
 ここで、現場で考えるのにカメラの設定に気を取られて、感覚が低くなってしまっては意味がない。
 カメラの設定は、枝葉末節である。
 何度も言うが、基本は感覚に頼って撮影することである。
 君の感覚を信じているよ!

 具体的な例をひとつ挙げよう。訓練No.1。
 まずは2枚の写真を見比べて欲しい。

・P4114662.JPG (1枚目)

2024:04:11 13:25:41
OM Digital Solutions, OM-1
OLYMPUS M.25mm F1.8
f=25mm, f/5.6, 1/125sec, [ESP], -7/10 EV
A, S-AF/MF/Imager AF(P=316), iso200
Auto WB, Shp Hard, Sat High, Ctr High, sRGB

・P4124751.JPG (2枚目)

2024:04:12 14:52:46
OM Digital Solutions, OM-1
OLYMPUS M.25mm F1.8
f=25mm, f/1.8, 1/800sec, [ESP]
A, S-AF/MF/Imager AF(P=326), iso200
Auto WB, Shp Hard, Sat High, Ctr High, sRGB

 1枚目の写真は絞り羽根を絞っている(f/数値を大きくしている)写真のため、被写体の八重桜と背景が雑ざってしまっている。
 2枚目の写真は、絞り開放(f/数値を限り無く低くしている)写真のため、被写体の八重桜が浮き出て、引き立っている。

 このように、絞り羽根を絞ると被写体と背景が雑ざってごちゃごちゃした写真になり、写真でなにが主役かわかりづらくなってしまう。
 逆に、絞り羽根を開放にすると、主役の被写体が引き立つ。
 このように主役を引き立てて撮影するには、撮影モードダイヤルを’A’に合わせてから、リアダイヤルなどで絞り数値を低く設定すると良い。

 風景写真なんかは、絞り羽根を絞った方が全体がクッキリ写るので、時と場合による、ケースバイケースなので注意されたい。
 普段から絞り羽根を絞り気味にしていると、こういった被写体のときに残念な写真になってしまうので、絞り開放と言う方法もあるよ、と言う例でした。

 以上。


PR: OM SYSTEM OM-1 Mark II

PR: OM SYSTEM OM-1

PR: OM SYSTEM OM-5

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8(ブラック)

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8(シルバー)

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